それでは点数の発表にまいります。































「ゴトウマルマル」

65.5点

(385KB)

 

 

「バトルロワイR」

77.5点

(441KB)

 

 


 

 

 

 


 

挑戦者2名のため全体の得点のうち50%以上の得点を取った方がオンエアです。  

それではオンエアを勝ち取った組の発表です!

 

 

「バトルロワイR」:54.2%



見事オンエアを勝ち取ったネタをご覧ください!

 

 

 


 ワーイワーイバトルロワーイ! 3勝目で哲夫に追いつきました!




『斬新なネタで見事3勝! チャンピオン大会へ大きな前進! バトルロワイR!!』


コント/序破急




 

??:どうも、ただの高校生です。あーあ、今日も学校は普通だったなー。早く家に帰ろ。

   駅で一時間待った上に電車で一時間かかるけど帰ろ。



(ブウゥゥゥゥゥゥゥゥン キキーーーッ ガツーン)



 男:大変だ! 君のお母さんが急に倒れて病院に運ばれたんだ!


 女:私たちは君を迎えに行って病院へ連れてくるよう君のお父さんに頼まれたの! さぁ、早くこの車に乗って!


??:ガツーンって! ガツーンっていってるから! 普通に自損事故だけど!


 男:そんなことは気にしなくていい! 早く乗るんだ!


??:えー、でも父からは特に連絡とか来てないしなぁ。なんか小学生を誘拐する手口みたいだし。

   あなた方はどなたなんですか?


 女:私たちは ただの通りすがり です。


??:誤魔化しに怪しさを隠す気配がないんだけど!この状況で通りすがりを騙るのはおかしいでしょうが。


 男:えぇーと、とおリスがり、そう! 10匹のリスを狩る 十リス狩りだよ! 善人だし安心じゃないか!


??:僕には害獣のイメージがないリスを狩る人が善人という印象はないよ。


 男:とにかく早くこの車に乗ってくれ! 頼む! お菓子もあげるから!


??:あんたらの手口の対象年齢ってもっと下だよね。バカにしてるのかな。


 女:わかった! そんなに怪しむなら私たちのことは車のシートに磔にしていいわ!

   それならいつでもあなたは逃げられるでしょ! 特に私の方は車の運転もしないからめちゃくちゃ縛ってくれていいわ! キツく、キツくね!


??:何なんだその提案は。わかりました乗りますよ。じゃあ、始めに二人をシートに磔にしますからね。自分の身の安全を確保するために。

   ロープでシートに結び付けてと。。。


 女:あぁん、もっとキツく縛って……!


??:父の知り合いとかじゃなくてホントにただの通りすがりだったら良いなって思ってきた。


 男:あぁん、もっとキツく縛って……!


??:男の嬌声とか勘弁してくれよ。はい、縛り終わったよ。


 男:オッケー、それじゃ思いっきり逆方向へ向かって発進!


??:さっそく降りるよー。ゼロだった信用度がマイナスに突入したから降りるよー。


 女:無駄よ。


??:……あれ。ドアが開かない。降りれない。ちょっとどういうことだよ!


 男:車にさえ乗せてしまえば後はこっちのものなのさ。君に逃げるという選択肢はないよ。


??:やっぱり僕を騙したな! 母が入院したってことも、父に頼まれて来たということも嘘か!


 女:そう、あなたを連れ出すための嘘よ。


??:クソ……! 僕をどうする気だ!


2人:どうするかって? そんなの決まってるじゃないか。














   選ばれし勇者である君に魔王を倒してもらうんだよ!私たちの世界を救うためにね!



勇者:……はい?


 女:勇者様! どうか私たちの世界を救ってください!


勇者:ええと、あんたらは……?


 男:騙していて申し訳ありません!実は私たちは通りすがりではなく、勇者様を私たちの世界へお連れする案内役の妖精です。


勇者:妖精て。 いや、ちょっと待ってよ。そもそも勇者じゃないんだけど。


 女:いいえ、あなたは勇者です。私たちの世界に到着すれば「祖母との思い出」が覚醒し、強い力が発現します。


勇者:なんなのさそれ。何でそれが覚醒するんだよ。意味わかんないよ。


 男:もう世界を救えるのはあなたしかいないんです。どうかお願いします。

   わたくしのことはいくらでも縛っていいですから。どれだけキツくしてもいいですから。


勇者:あー、もうわかった。覚悟を決めて出来るだけのことをするよ。あと あんたとそういうプレイをする気はないからな。


 女:ありがとうございます! ささ、間もなく私たちの世界の 魔王がいるステージに到着します。

   そこから魔王の部屋まで行き、魔王を倒してください。


勇者:わかった。やってみる。


 男:到着しました。我々はここで待つことしかできません。どうかご武運を。






【ここからは 本来 左→右 へのゲームのようなステージを上→下 に表記しているよ。

 首を可愛く右に傾げるか、端末を見る向きを変えるなどしてお楽しみください。

 なお、ステージの勇者がいる位置とセリフの位置はリンクしているからね。】





|         勇者:ここが魔王のいるステージかー。征伐しにいくぞー。

|         勇者:うわー、この壁 乗り越えるのキツイなー。(※勇者の身長は全角一文字ぶん)

|____

     |

     |

     ノ    勇者:(ツルッ)

____ノ

|         勇者:(ドテーン)

|            痛たたた…… ちょっと傾斜あったのか。気をつけよう。

|_

  |

 /        勇者:あっ! ここSASUKEで見たことある!「反り立つ壁」だ!

|            男はみんな壁が好きだからね! うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!

 \

  \_

    |     勇者:よっしゃ突破!

____|

|         勇者:これくらいの坂道なら這っていけば進めるな。

 \

  \

   \

    \ ●   黒丸:はっはっは! 我は魔王様の手下のモンスター、黒丸でござる!喰らえ 坂道で速度アップした転がり攻撃!

     |    勇者:ふー、奥行きへ逃げたら楽に避けれたな。二次元であれば強敵だったかもしれない。

     |       しかも、坂道を登れないみたいだから息の根を止めるまでもなく追ってこないし。

    _|

  _|      勇者:秘技! 階段一段飛ばし!

_|

|         勇者:(ズシン)痛たたた……

|Ю        ??:ガハハ、今の間抜けなシーンは見させてもらった。アホはおウチに帰るんだな。

|         勇者:いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 生首だぁぁぁ! しかも喋ったぁ!

|         生首:おい!勇者落ち着け!ちょっ、走り去るな!話を聞け!ワシも魔王に挑んだ者の一人じゃ!おーい!

|          勇者:あー、怖かった。ここまで逃げれば大丈夫かな。さすが魔王のモンスター。ビジュアルがおぞましい。

|__

 __|       勇者:うわっ、落ちたら死んじゃうところだ。跳び越えなきゃ。

 __

 __|

 __

 __|       勇者:いや、プラスしか見えない方形波かもな。

|_______

|       |  勇者:いや、魔王の部屋の入口についたけど扉デカすぎ。

|_______|

|       |

|_______|  勇者:あ、でも軽い素材でできてるんだ。押して開けられるわ。



勇者:出たな魔王め! とりあえずサイズは普通の人間と同じくらいでちょっと安心したぞ!

   でもめちゃくちゃセンスの悪い仮面を顔につけてるし暑苦しいマントで体を覆っているな!ダサい!


魔王:イキナリ、失礼ナコトヲ言イオッテ、許サン


勇者:魔王! いざ勝負!






①    魔王との戦闘が始まった。先制攻撃を行う→②へ 逃げる→③へ

②    魔王に攻撃を避けられた。 もう一発 攻撃する→④へ 逃げる→③へ

③    魔王にアッという間に回りこまれた。 反撃する→⑤へ 逃げる→③へ

④    攻撃が当たったけど全然効いてないみたいだ。 同じとこを攻撃→④へ 別のところを攻撃→⑥へ

⑤    一度逃げた時点で君はもう勇者失格だ。→●へ(坂道を登れずにステージでゴロゴロしてる奴だよ)

⑥    今度は効いたみたい。さらに攻撃→⑦へ 魔王の弱点を知らせるために手紙を書く→拝啓 十五の君へ

⑦    功を焦り過ぎた。魔王の反撃がくる。そんな時、誰かとの思い出が駆け巡る。 祖母→⑨へ 祖父→⑧へ

⑧    学校で習いませんでしたか? 本文で書かれていないことは正解じゃないよと。→●へ

⑨    祖母との思い出が覚醒した。力が漲ってくる。→先へ読み進めてください。





勇者:とどめだ! おばあちゃん直伝のフライ拳【パンチ】!


魔王:ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(バタン)


勇者:魔王が倒れた! やったぞ! 魔王をやっつけたぞ!


少年:うわぁ! すげえや勇者様! ありがとうございます!


勇者:おや、君は?


少年:魔王によって滅ぼされた村の唯一の生き残りです! 勇者様が憎き魔王を倒してくれるところが見たくてステージの最初からずっとついてきてました!


勇者:危険なマネをしてまで……


少年:実はオイラの憧れだった村最強の防衛騎士団も嘲笑うように一瞬でやられてしまったんです。魔王がとても憎いです。


勇者:そうだったのか。だが、君の憎む魔王はいま倒した。


少年:ありがとうございます! オイラの村の皆も地獄で喜んでくれてると思います!


勇者:急にどんな村だったのか気になることブチ込んできたねぇ。


少年:あの、実はオイラは情報屋をやってるんだ。良かったら魔王をやっつけた勇者様の活躍をオイラに広めさせてくれよ。


勇者:そうなのか。


少年:世界中の人が魔王をやっつけた勇者様のことを知りたいと思うさ。つまり、これは売れる。めちゃくちゃ売れるよ。オイラも一攫千金だよ。


勇者:営利目的なこと 少しは隠しなよ。


少年:大丈夫。広まれば勇者様は皆に感謝されるんだ。イイ話だろ?

   あ、そうだ。倒された魔王の写真も撮っておこうっと。


勇者:魔王はまだパンチを顔面に受けて気絶しているだけだから気をつけてね。

   まぁ、正確には魔王が顔につけていた悪趣味な仮面に拳が命中したんだけども。


少年:よし、とりあえず仮面は外してみようか。悪い怪物ヅラ オープン!




勇者:うわっ、美少女だ。



少年:えー、なんでなんでー! あんな恐ろしい力を持っていたんだよ。それが普通の美少女だなんて……


勇者:君の憧れだった村最強の防衛騎士団がこんな美少女にやられたと思うとショックだよね……


少年:魔王に様々なエロい償いをさせて、それを撮って売ったらもっと儲かるじゃん!


勇者:何やらせる気だお前は!マジかお前マジか。


少年:「こいつは憎き魔王、そんなやつで興奮しちゃダメなんだ、でも……」

   こういう背徳感いいよね。


勇者:やかましいわ! 本格的にお前なんなんだよ!


魔王:う…… 痛たた……


勇者:しまった、気絶していた魔王が目を覚ましてしまった。


魔王:あれ……? 私は今まで一体何を……?


少年:……!


魔王:たしかあの時、顔に変な仮面をつけて……

   でも、そこからは記憶が…… 何も思い出せない……


少年:うわお! 魔王は実は操られていただけで諸悪の根源はその悪趣味な仮面だっていうパターンきた!


勇者:あー、じゃあ仮面はぶっ壊しておくか。(ブシャッ)いや壊せたけど この弾け方、なんの素材だよ。


少年:お嬢さん! 大丈夫ですか? 意識はハッキリしていますか? その仮面について何か覚えてませんか?

   お名前は何ですか? 彼氏はいますか?


勇者:そんなにいっぺんに聞くなって。しかも、余計なことまで聞くな。


魔王:えっと…… その……


少年:彼氏はいますか?


魔王:いないです。


少年:オイラがあなたを一生守り抜きますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!


勇者:おい、一般人。もう引っこんでろよ。


少年:いいえ。オイラはもう決めました。勇者様、ひとつ提案があります。


勇者:何だよ改まって。


少年:あなたが魔王だったことにしてください。


勇者:は?


少年:あなたが魔王だったということにして死んでください。


勇者:速攻で要求をグレードアップしてきやがったよ。そんなの当然 お断りだ!


少年:どうしてさ! 世界中の人たちは勇者の顔を知らないんだ!

   だから勇者の首を晒してこれが魔王ですと言ったって誰も疑ったりしないよ。世界を欺けるんだよ。

   そうしてオイラと彼女はハッピーなフューチャーへ向かうんだよ。


勇者:相手の立場になって考えることを知らないのかこいつは。


少年:聞き分けの悪い勇者め。こうなったら実力行使するしかないようだ。


勇者:欲望に憑りつかれた人間のほうがよっぽど魔王のようだ。勇者の名に懸けてお前も成敗してくれるわ。

   私欲にまみれた少年! いざ勝負!






①  少年が襲い掛かってきた。攻撃する→先へ読み進めてください。




少年:や…られ……た……


勇者:何が実力行使だよ。「①」と「→」の意味がなかったじゃねえか。


魔王:あの…助けてもらってありがとうございました。


勇者:いえいえ、あなたを操っていた仮面も壊したし解決したみたいなんで帰ります。あなたも気をつけて帰ってください。


魔王:あっ、せめて何かお礼をさせてほしいんですけど。


勇者:いや、そういうのいいんで。


魔王:お礼と言ってはなんですけど、我が魔王軍に入りませんか。


勇者:……ん?


魔王:私を倒す程の実力ですから優遇しますよ。


勇者:おいコラ。


魔王:魔王軍のトップの座はあげたくないけど、今度 最北の街を滅ぼす時の隊長くらいにならしてあげてもいいですし。


勇者:お前、普通に悪いやつじゃねえか。


魔王:ホント、無報酬でこき使ってやるからさ。魔王軍に入りませんか?


勇者:ステンレス聖フライパーンチ!(ドォォォォォォォォォォォォォォォォン!)


魔王:きゃっ☆(ばきっ)


勇者:いや、思わず本気の一撃で魔王をぶっ倒しちゃったけど 断末魔が可愛いの何なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!





【こうして この世界の平和は守られたのであった。めでたしめでたし。】




【最後に 本編でわずかに残った疑問点を解決するコーナー】

Q.結局、仮面は諸悪の根源ではなかったんですか?

A.そうです。魔王本人が悪いやつです。仮面をつけた後の記憶を忘れてるのは、覚えておくほどの大した内容じゃなかったからです。


Q.生首が出て来たのは何だったんですか?

A.彼は魔王に敗れた元・勇者です。敗れた後、魔王の魔術であのような姿にされました。

  勇者に対魔王戦の助言を与える役割を担っています。しかし、彼を見た目だけで判断し逃げた勇者を責めてはいけませんよ。

  怪しい者から逃げるのは賢明な判断です。


Q.勇者はちゃんと元の世界に帰れるんですか?

A.帰れます。


Q.案内人の男はネコですか?

A.はい。

 

 



 


残念ながら敗退となってしまった方

(ゴトウマルマル:45.8%)


 ゴトウ:ただ泣きたーくなーるのーー


まる:好きなのにー好きだけどーお笑い。

 


ジャッジペーパー

 上から順にゴトウマルマル(ボーナス+1.2点)、バトルロワイR

 


 

名前: 哲夫さん


1組目: 13


1組目 理由: -風俗と笑点のくだりがハマりませんでした。特に笑点ですが、長台詞がただの主張でオチも無いので、どのように笑いに昇華したかったのかわかりませんでした。

+本屋とかハヤシライスなど日常の疑問点を扱ったものの方が読後感が良かったです。

森泉に対してのツッコミが一番共感できました。


2組目: 17


2組目 理由: +急にステージ突入するところで作者のドヤ顔が思い浮かびました。方形波とか読者の指摘したいこととか的確に突いてて面白かったです。

世界観も独特で読者を飽きさせないネタだなあと思いました。

-ステージ突入するまでのくだりがちょっと大人しかったように思います。「私たちの世界」に車でいけることが面白いので

その展開にもツッコミを入れてほしかったです。





名前: ドロップ


1組目: 12


1組目 理由: 森泉の5つ下のフレーズ良いですね。風俗が少し引っ張りすぎな感じがしましたね。引っ張って引っ張った分だけ笑い要素が来れば良かったんですけど、、、

後半はゴトウさんの思っていることをただ書いただけな印象でした。もっとお笑いに寄せてほしかったです。


2組目: 14


2組目 理由: 色々なギミックが仕掛けてあって、文章量が長いわりに飽きずに楽しめるのが良いですね。

爆発的にはまった部分が無かったのが少し残念ではありましたが、全体的に面白かったです。