それでは点数の発表にまいります。









「モロゾフ竜騎士団」

70点

(407KB)

 

 

「ゴトウまるまる」

60 点

(361KB)

 

      

 

 

 

 


 

挑戦者2名のため全体の得点のうち50%以上の得点を取った方がオンエアです。  

それではオンエアを勝ち取った組の発表です!

 

 

「モロゾフ竜騎士団」:53.8%


見事オンエアを勝ち取ったネタをご覧ください!

 

 

 


モロゾフ竜騎士団のスタイルが固まってきたのである!


『スタイルも固まり連勝街道か!? 2連勝! モロゾフ竜騎士団!!』

コメディ/ドラゴンの飼育は大変なのである



 

ものしりハカセ:モロゾフ竜騎士団とは!

        88匹のドラゴンを従え、周辺諸国との戦争、

        モンスター討伐から、屋根の雨漏り修理まで!

        ありとあらゆる依頼をこなすモロゾフ王国の最強部隊なのである!!!


ものしらぬガキ:最強!さいきょーーーー!!!!


・・・・・


飼育係:レオンちゃん、うまいか?

    アメリちゃん、ちゃんと食べてるか?

    ゴルドちゃん、いい食べっぷりだな~!


副団長:様子はどうだ?


飼育係:副団長ちゃん!


副団長:流れでちゃん付けするな


飼育係:申し訳ございません!


副団長:ドラゴン達の飼育は順調か?


飼育係:はい!皆すくすくと育ち、

    先日の戦闘で負傷したアメリちゃんもかなり回復しています


副団長:そうか、それは良かった

    我が竜騎士団はドラゴンの力があってこその部隊

    縁の下でドラゴンを支えてくれている飼育隊のお陰でもある

    いつもありがとう


飼育係:そんな

    私どもにはもったいないお言葉でございます


副団長:実は今日はな、

    その、ちょっと言いにくいのであるが

    ウチの団長がな、その、今度デートするらしくてな

    かっこいいドラゴンに乗っていきたいと言っておってな


飼育係:はあ・・・


副団長:できれば外国産で革張りの鞍で左ムチ打ちがいいそうなんじゃが


飼育係:車みたいな扱いで言わないでくださいよ

    左ムチ打ちに関しては団長次第でしょ


副団長:ガルウイングを所望されているのだが


飼育係:ドラゴンにガルウイングも何も!

    そもそも車のドアの開閉をカゴメの翼に模した形で作ってあるのが

    ガルウイングと呼ばれるのであって、ドラゴンにはすでに翼があるのでありまして

    それは男性の局部に馬並みなのねと表現する言い方をケンタウロスに対して

    言っておるようなものでありまして・・・


ものしりハカセ:この世界にも君たちの良く知る車と呼ばれる機械は存在しておるのじゃ!

        しかし魔力を使った乗り物の方がこの世界では汎用性がある為

        車づくりに携わる職人が少なく、

        非常に希少価値が高く手に入りにくくなっておるのじゃ!


ものしらぬガキ:納得!なっとく~~!


・・・・・


副団長:話は終わったか?


飼育係:はい、すみません、感情のあまり下品な言葉を使ってしまいまして


副団長:それで、使えるドラゴンはいるのか?


飼育係:そうですね、ではレオンが適任かと


副団長:おお、先日の戦争でゴーレム100体を打ち倒したレオンか!


飼育係:はい!


副団長:よし!ではレオン、今週の日曜は団長のお供をするように、頼むぞ!


レオン:ィャ~アアアアオオオン!


飼育係:おい待てレオン!


レオン:ィャィャィャアアアン!


飼育係:待てって、だ、だ、団長のお供が嬉しいのはわかるけども


副団長:いや嫌がってるだろ


飼育係:そ、そんなことは!


レオン:ョゥジガアアアン、ァアアアルルルォオオン!


飼育係:ちょっと体調悪いのかな~?


副団長:いや用事がある的なこと言ってるだろ


飼育係:いや、その、それは


副団長:別に怒らないから、無理なら無理といいなさい


レオン:ン~~グルルルル~ゥオアオン~・・・・


飼育係:そうか・・・


副団長:どうしたんだ


飼育係:実はその日、好きなドラゴンにプロポーズするらしくて


副団長:なんだそのキュンキュンする理由は!


レオン:グルルル~

飼育係:サプライズも用意しているのでと・・・


副団長:じゃあ仕方ないな、応援してるよ頑張れ


アメリ:グルルル~

飼育係:え?レオン君って好きな人いるの?


レオン:グルル!

飼育係:アメリ!


アメリ:グルルル!グルルル?

飼育係:今好きな人いるって言ったよね?


副団長:なんだこのややこしくなりそうな展開は


レオン:グ!?グル!?グ!グノ!ウゴゴゴゴ!

飼育係:いや、いるっていうかその!いや!違う!その


アメリ:グルルルル!グルルグル!

飼育係:こないだはいないって言ってたのに!ウソつき!!!


レオン:グルルル!!!!!!!グルグルガー!

飼育係:違うんだ!それはアメリにそんな質問されると思ってなかったから!!!


副団長:ドラゴンのドタバタ見たくないねぇ


アメリ:グルグル!グルグル!グルッグル!

飼育係:嘘つき!バカ!大っ嫌い!


レオン:グルッグ!グルッグル!グルガルル!

飼育係:待てって!話を聞けよこのわからずや!


副団長:お前らのあたふたは町に被害が出るからやめて欲しいんだけどな


アメリ:グルグルル!

飼育係:もう知らない!


レオン:グルルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

飼育係:好きなんだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!


副団長:キュンキュンさせてんじゃないよ!


アメリ:・・・・・・・・・・・ゲ?

副団長:え?じゃねーよ

    絶対聞こえてるだろ

    通訳なくてもわかるわそのリアクション


飼育係:いえ、今の「ゲ」は

    「嬉しい、でも急にそんなこと言われたってどう答えたらいいかわかんないよ」ですよ!


副団長:そんな長いこと喋ってなかっただろ


レオン:グルグルグルル・・・グルグルル・・

飼育係:本当は次の日曜にするつもりだったんだけど

    これを見て欲しい


アメリ:グル?

飼育係:何?


レオン:(バサアアアアッッッ!!!)


飼育係:ドラゴンの翼が七色に!


レオン:グエッグエッグエ♪グエグエグエグー♪


飼育係:求愛のダンスだ!!!


副団長:そんな孔雀的な求愛するんだ


ゴルド:グルルルルルルルル!

飼育係:おいおいさっきからなんだようるせぇな

    昼飯の邪魔するんじゃねぇよ


副団長:まあ他のドラゴンにとっては迷惑だわな


レオン:グルルルルルル!!!!!!

飼育係:うるせぇお前に関係ないだろ!


ゴルド:グルルルルルル!!!!!!

飼育係:ああ?なんだテメーやるのか!


副団長:おいやめろお前ら!


レオン:グルルルル!!!!!

ゴルド:グルルルル!!!!!

二匹 :グエッグエッグエ♪グエグエグエグー♪


副団長:いや踊りだすのかよ!

    なんなんだよこの茶番!


ジウバ:グニャグニャ?

飼育係:むにゃむにゃ


レオン:グルルグルル

飼育係:すまない、爺様、起こしてしまって


ジウバ:グルルルルルゥウ・・

飼育係:老いた竜のそばではしずかにしとくれよ


ゴルド:グルルルル・・・

飼育係:すみません・・・


ジウバ:・・・・ZZZ

三匹 :グエッグエッグエ♪グエグエグエグー♪


副団長:だと思ったよ


84匹 :グエッグエッグエ♪グエグエグエグー♪


副団長:全員で踊りだすなよ

    ドラゴンのフラッシュモブなんて見たくないんだよ!


飼育係:おいお前らやめないか!

    副団長の前だぞ!おい!

    おい!やめろ!

    やめろーーーー!

    グエッグエッグエ♪グエグエグエグー♪


副団長:もう途中からやりそうな顔してたよ

    ちっとはにかみながら止めてたもん


メアリ:グルルルルルル!!!

飼育係:あたしそういうノリは嫌いだけどプロポーズは受けるわ


副団長:めちゃくちゃ冷めてる!!!!


レオン:グルルルルル!!!!

飼育係:次の日曜は結婚式だ!!!!


みんな:グルル!!!!!

飼育係:わーい!!!!!


副団長:次の日曜?


飼育係:あ!ちょっとちょっと待てお前ら

    次の日曜はな・・・


副団長:いやもうよい

    めでたいことだ、団長には私がうまくやっておくよ

    君も一緒に祝ってあげたまえ


飼育係:ふ、副団長様!


副団長:二人には頑張って、新しいドラゴンを産んでもらわんとな!

    はーっはっはっはっは!


飼育係:そういうのドラハラですよ?


副団長:うっ・・・


ものしりハカセ:ドラハラとはドラゴンハラスメントの略である!

        ドラゴンたちに無理な子作りを要求することもそうじゃし

        ドラゴンらしい立ち居振る舞い、例えばベジタリアンのドラゴンに

        肉を食べることを要求するなどもドラハラにあたるのじゃ!!!


ものしらぬガキ:子作り!こづくりーーー!!!!


・・・・・


団長 :よし、それでドラゴンは手配できたのか?


副団長:グルルルルルル~~~、グルル!

    グルルルル!!!!


団長 :どうした?ん?まさかお前がドラゴンですとか言うつもりか?


副団長:グルルルルル!グルル!


団長 :おい?ん?おーい!大丈夫か?

    お~~~い


副団長:グルルルル・・・


・・・


・・


・・



 


残念ながら敗退となってしまった方

(ゴトウまるまる:46.2%)

ゴト: ...スパガ5人やめるくらいショックだ。

まる:俺らいつまでも進化してないな。

 


 

 

 


ジャッジペーパー

上から順に、モロゾフ竜騎士団、ゴトウまるまる




名前: 哲夫


1組目: 15


1組目 理由: -物語や背景を丁寧に描いているためどうしても笑いの量で言うと物足りなく感じてしまいます。

+孔雀的な求愛や子作りしか印象に残ってなかったガキなど意外性のあるボケが楽しめました。


2組目: 13


2組目 理由: -私の都合で申し訳ないのですが、ポケモンを全くしたことがないため作者さんが意図した笑いを汲めてないかもしれません。

相手の人格をサイコパスで片づけてしまうのもなんだか勿体無い気がします。もっと笑いに寄った言い回しがありそうです。

+タカシの背景が見えてからはネタに色が付いて見えました。

終わったと思わせてからのポケモンチェンジが良かったです。





名前: アッキー


1組目: 14


1組目 理由: 全体的に温かい空気感が続いていて、安心して読むことができました。

ボケ自体はシンプルなのですが、世界観が独特なのでベタな感じはしませんでした。

個人的には、飼育係が踊り出すところが好きです。


鳴き声が喋っているように聴こえるくだりと、

飼育係が通訳しながら話を進めていくくだりは、順番が逆の方が良かったんじゃないかと思います。

話の流れ的に仕方ないのかもしれませんが、

さっきまでは少し喋っていたドラゴンが急に喋れなくなったことに、違和感を覚えてしまいました。


2組目: 12


2組目 理由: 「何故かずっと死体蹴りを続けてくる」というネタの骨組みはよかったと思うのですが、

題材がポケモンである必用はあまりなかった気がします。

タカシの台詞がほぼ攻撃技の名前オンリーになってしまったので、繰り返すことが面白いネタとはいえ、

さすがに単調過ぎるように感じました。変化球が“やどりぎ”と“ねむりごな”ぐらいしかなかったので……。


一方で、「スマホで親の顔を見せる」くだりや、

「攻撃する側が感動させようとしてくる」というボケは、面白かったです。

これらのボケを残しつつ、もっと他のボケを作りしやすいような、ポケモン以外の題材を探して欲しいです。

特定の作品に絞らないで、なにかをモチーフにしたオリジナルの世界観でやった方がいいと思います。



名前:ドロップ


1組目:13


1組目 理由:レオン:ョゥジガアアアン、ァアアアルルルォオオン!

の部分超面白かったです!


ただ、突き抜けた面白ポイントがそこだけだったかなと思いました。

ただ全体的に面白かったので、良いネタだと思います。



2組目:11


2組目 理由:3回に1回のしかかりや、技数が多いなどかなり凝ったネタを作ってるなと思いました。コントの勢いもあって良いと思います。

ただ、勢いの割りにはあまり面白さが来ないかなと感じました。